2011年 10月 07日
ベルリン日記⑪ ベルリンマラソンに遭遇! |
実は私がベルリンを訪れた時期は、ちょうど「ベルリンマラソン」の開催日に重なっていたのでした。
そんなことは全く知らずに旅行の日程を決めたのでしたが、確かにホテルの予約をするのに、9月23、24日辺りが埋まってることが多く、なんでだろう?と思っていたのでした。
たまたま宿泊のホテルのフロントのお姉さんから話を聞いて、やっと「ベルリンマラソン」のことを知ったくらいの鈍感さでした。
ベルリンマラソンの本番は9月25日の日曜日だったのですが、前日の24日はプレイベントだったのか、すでにホテルのエントランスを見渡すと、ベルリンマラソン参加者に渡されるビニール袋を持ったランニングウェア姿の人たちの姿が(しかし、鈍感な私はこの時点ではこの日が本番当日なのだとばかり思っていました)。
午後街をいつものごとく探索中、Leipziger Straße という大通りで、
マラソン集団に遭遇。ここが何キロ地点なのかはわからないのですが、ちびっ子集団の姿が。すでに歩いている子たちもいる。ていうか、この子たち42.195km も走るわけ?なんて思っていたのですが、どうやらミニマラソンだったみたいですね(本当に鈍感だから、後で気づいたんですけど)。
その後、またマラソンらしき光景を目にしたのですが、今度はローラーブレードマラソン!こんなのもあるんだー!なんて思いながら沿道の方々に混じって見物。そういえば、ホテルのエントランスでローラーブレードを持っている人も何人か見て、なんでだろう?とは思っていたのですが。ちなみに写真のクオリティがめちゃくちゃ悪いのは、動画は撮ったものの、写真を撮り忘れてしまったため、動画から写真を起こしたからなのです。すみません。
さて、25日の日曜日、本番当日ですが、マラソンスタートは朝の9時、しかもどのコースを走るのかも全く存じ上げなかったため、これは観戦はあきらめよう、とベルリンマラソンはそっちのけで、ゆっくり起床。日曜日でお店は全部閉まっているし、ということでこの日を観光に当てることにし、お昼の12時頃にホテルを出発。
出発してすぐに、すでに走り終えたと思われる人を発見!オレンジのビニールのマントみたいのを羽織っていたので、途中棄権はせずにゴールをされた方と思われます。引き締まったマラソン体型のこの方、おそらく2時間台で走ったと思われます(これもこの時点ではわからなかったのですが、ゴールはブランデンブルグ門、ホテルのあるアレキサンダー広場付近まではそれほど近くないのです。よって、ざっと計算しても2時間台で走ったのは確実なのであります)。
すごいよなー、と感心しつつも、もうレースは終わっちゃってるのは明らかなので、私はブランデンブルグ門を目指して歩き始めました。
しばらく歩いてそろそろブランデンブルグ門に近づいて来た辺りで、
ベルリンマラソン41km地点に遭遇!まだまだたくさんの人が走っているではないかー!
本当にどれだけの人が参加しているんだ?とばかりに次から次へと。というわけで、せっかくなのでゴールまで行ってみよー!と残り1.195kmを私も歩くことに。
ブランデンブルグ門をくぐってしばらくすると42km 地点!あともうちょっと!
ゴールはもうすぐそこ!
そしてゴール!私が着いた時点でのタイムは4時間29分。写真には出ていませんが、ふと横を見ると2時間3分38秒のタイムが表示されている!これすごい記録!後で今回のマラソンで世界記録が更新されたことを知りましたが、このベルリンのコースは平坦なので記録が出ることで有名なのですよね。
ちなみに、このゴールより先は関係者以外立ち入りできず、せっかくブランデンブルグ門まで来たのに、門はくぐったものの、東西分断時さながら、西側にはこれ以上立ち入りできず、の状態に。
とはいえ、公式のマラソンレース(かなりの後続集団とはいえ)を生で観たことがなかったので、ついつい沿道の人々に混じっての見物、けっこう楽しかったです。
さて、これには後日談がありまして。
バレンシアに戻る日のベルリン空港にて。チューリッヒ経由のスイスエアの早朝便だったのですが、カウンターで並んでいたら、すぐ前にはスポーツウェアを来た黒人2人の男女が。手にはケニアのパスポート。確実にマラソン選手だ!と様子を見ていたのですが、一人の、ケニア人と思われる男の人が、知り合いなのか、その二人と話をしていました。その男の人が連れの白人女性に、「彼女が今回のレースで勝ったんだよ!小柄だからわからないかもしれないね。」と言っているのを、私は聞き逃さなかった!
しかも、この二人、てっきりビジネスクラスに座ると思っていたら、私と同じ列の通路をはさんだ席に座っているではないか!
後で本当にそうかなあ?と調べてみたら、やっぱりあの彼女はベルリンマラソン女子の優勝者フローレンスキプラガト選手だったようです。
そんなわけで早朝にも関わらず、一人でちょっと興奮気味になりながら帰路についたのでした。
そんなことは全く知らずに旅行の日程を決めたのでしたが、確かにホテルの予約をするのに、9月23、24日辺りが埋まってることが多く、なんでだろう?と思っていたのでした。
たまたま宿泊のホテルのフロントのお姉さんから話を聞いて、やっと「ベルリンマラソン」のことを知ったくらいの鈍感さでした。
ベルリンマラソンの本番は9月25日の日曜日だったのですが、前日の24日はプレイベントだったのか、すでにホテルのエントランスを見渡すと、ベルリンマラソン参加者に渡されるビニール袋を持ったランニングウェア姿の人たちの姿が(しかし、鈍感な私はこの時点ではこの日が本番当日なのだとばかり思っていました)。
午後街をいつものごとく探索中、Leipziger Straße という大通りで、
さて、25日の日曜日、本番当日ですが、マラソンスタートは朝の9時、しかもどのコースを走るのかも全く存じ上げなかったため、これは観戦はあきらめよう、とベルリンマラソンはそっちのけで、ゆっくり起床。日曜日でお店は全部閉まっているし、ということでこの日を観光に当てることにし、お昼の12時頃にホテルを出発。
出発してすぐに、すでに走り終えたと思われる人を発見!オレンジのビニールのマントみたいのを羽織っていたので、途中棄権はせずにゴールをされた方と思われます。引き締まったマラソン体型のこの方、おそらく2時間台で走ったと思われます(これもこの時点ではわからなかったのですが、ゴールはブランデンブルグ門、ホテルのあるアレキサンダー広場付近まではそれほど近くないのです。よって、ざっと計算しても2時間台で走ったのは確実なのであります)。
すごいよなー、と感心しつつも、もうレースは終わっちゃってるのは明らかなので、私はブランデンブルグ門を目指して歩き始めました。
しばらく歩いてそろそろブランデンブルグ門に近づいて来た辺りで、
ちなみに、このゴールより先は関係者以外立ち入りできず、せっかくブランデンブルグ門まで来たのに、門はくぐったものの、東西分断時さながら、西側にはこれ以上立ち入りできず、の状態に。
とはいえ、公式のマラソンレース(かなりの後続集団とはいえ)を生で観たことがなかったので、ついつい沿道の人々に混じっての見物、けっこう楽しかったです。
さて、これには後日談がありまして。
バレンシアに戻る日のベルリン空港にて。チューリッヒ経由のスイスエアの早朝便だったのですが、カウンターで並んでいたら、すぐ前にはスポーツウェアを来た黒人2人の男女が。手にはケニアのパスポート。確実にマラソン選手だ!と様子を見ていたのですが、一人の、ケニア人と思われる男の人が、知り合いなのか、その二人と話をしていました。その男の人が連れの白人女性に、「彼女が今回のレースで勝ったんだよ!小柄だからわからないかもしれないね。」と言っているのを、私は聞き逃さなかった!
しかも、この二人、てっきりビジネスクラスに座ると思っていたら、私と同じ列の通路をはさんだ席に座っているではないか!
後で本当にそうかなあ?と調べてみたら、やっぱりあの彼女はベルリンマラソン女子の優勝者フローレンスキプラガト選手だったようです。
そんなわけで早朝にも関わらず、一人でちょっと興奮気味になりながら帰路についたのでした。
by momo8175
| 2011-10-07 18:50
| ベルリン日記