2011年 09月 30日
ベルリン日記① 住宅建築その1 |
ご無沙汰しております。
さて、先週一週間ほどベルリンに行ってきましたので、今回から数回にかけて(でもあまり長くならないようにしようとは思いますが)、ベルリン日記を書いて行きたいと思います(このブログ、もはや旅行記と我が家の猫の記事しかないような?)。
まず第一回目はベルリンの主に住宅建築について。
歴史的建造物などに関しては各種ガイド等に譲るとして、住宅建築にいくつか特徴があるので写真とともに何回かに分けて書こうと思います。
ベルリンは言わずと知れた「ベルリンの壁」で東西に分断された歴史を持つ街ですが、20年経った今ではその面影もなくなりつつあります。ベルリンは完全に一つの街として機能している、と私には見受けられます。
とはいえ、建築においては東西分断以前、分断中、統合後、に建てられたものがエリアごとに混在しているように私には見受けられました。私の勝手な判断なので、正しい情報ではありませんが、独断と偏見で書いていきますね。
私が初日2日目と泊まったホテルはGreifswalder Straße という通り沿いにあり、そのまま南西に下って行くと東ベルリン名物のテレビ塔のある Alexander Platz という広場へとつながる通りです(途中で通りの名前が Otto-Braun-Straße になります)。
エリアとしては Prenzlauer Berg という、旧東ベルリンでは労働者があつまる貧しい区域であったものの、統合後はモードなお店やカフェが建ち並ぶエリアへと変化を遂げた場所です。
しかし、そのエリアはもう少し西にあり、Greifswalder Straßeは太い道路とはいえ、何もない、単なる住宅地エリアです。
こんな感じの大型マンションが通りの両サイドに立ち並んでいます。マンションの奥に見えるのが先ほど話に出たテレビ塔です(このテレビ塔、本当にどこからでも見える、すばらしく助かる目印)。
みなさんお気づきになったでしょうか?なんだか一つ一つの階がとても低い感じがしませんか?背の高いドイツ人にはちょっと窮屈なんじゃない?と思うほど。下の写真の一番奥の建物はメルセデル・ベンツ・バンクのオフィスビルなのですが、実際に見て比べると各階の高さが全然違うのです。
なんだか見覚えのある光景。まさしく団地!このように通り沿いだけでなく同じようなマンションがこの周辺には立ち並んでいます。
そして私は思いました。当然リフォームはされているものの、これらの建物は東西分断時代の東ベルリンの建築群なのではないかと。
基本的にヨーロッパのマンション建築は0階(日本で言う1階)部分はエントランスのみで、住居は1階から始まるのですが、もう無駄なくびっしり0階から住居になっていますね。なんか泥棒に入られそうだ、と勝手に心配してしまいました(ちなみにマンションの前は木々で覆われていて、夜は街頭がとても暗いので、冗談でなくちょっと怖い感じがします)。
さて、Greifswalder Straßeの東側に Volkspark Friedrichshain という全面芝生で覆われた大きな公園があります(後日登場する予定)。
この通り沿いは一転してこんな感じの建物が軒並み並んでおります。
こうやって比べると各階の高さの違いがはっきりわかりますよね。建築中の物件もあるように、この通りの建築群はあきらかに最近のもの、さらにゴージャス感がありますね。
というわけで住宅建築だけでもたくさんあって一度に書ききれないので、次回も引き続き住宅建築のお話です。
さて、先週一週間ほどベルリンに行ってきましたので、今回から数回にかけて(でもあまり長くならないようにしようとは思いますが)、ベルリン日記を書いて行きたいと思います(このブログ、もはや旅行記と我が家の猫の記事しかないような?)。
まず第一回目はベルリンの主に住宅建築について。
歴史的建造物などに関しては各種ガイド等に譲るとして、住宅建築にいくつか特徴があるので写真とともに何回かに分けて書こうと思います。
ベルリンは言わずと知れた「ベルリンの壁」で東西に分断された歴史を持つ街ですが、20年経った今ではその面影もなくなりつつあります。ベルリンは完全に一つの街として機能している、と私には見受けられます。
とはいえ、建築においては東西分断以前、分断中、統合後、に建てられたものがエリアごとに混在しているように私には見受けられました。私の勝手な判断なので、正しい情報ではありませんが、独断と偏見で書いていきますね。
私が初日2日目と泊まったホテルはGreifswalder Straße という通り沿いにあり、そのまま南西に下って行くと東ベルリン名物のテレビ塔のある Alexander Platz という広場へとつながる通りです(途中で通りの名前が Otto-Braun-Straße になります)。
エリアとしては Prenzlauer Berg という、旧東ベルリンでは労働者があつまる貧しい区域であったものの、統合後はモードなお店やカフェが建ち並ぶエリアへと変化を遂げた場所です。
しかし、そのエリアはもう少し西にあり、Greifswalder Straßeは太い道路とはいえ、何もない、単なる住宅地エリアです。
そして私は思いました。当然リフォームはされているものの、これらの建物は東西分断時代の東ベルリンの建築群なのではないかと。
さて、Greifswalder Straßeの東側に Volkspark Friedrichshain という全面芝生で覆われた大きな公園があります(後日登場する予定)。
この通り沿いは一転してこんな感じの建物が軒並み並んでおります。
というわけで住宅建築だけでもたくさんあって一度に書ききれないので、次回も引き続き住宅建築のお話です。
by momo8175
| 2011-09-30 17:46
| ベルリン日記